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11月 18 2008
ボジョレー・ヌーヴォー解禁! プリント
2008/11/18 火曜日 22:00:00 JST

 


 

 

 

 

 

 



 ボジョレーヌーヴォー解禁日はご存じのとおり、11月の第3木曜日。

 日本で飲む場合、その昔は「日本の土地を踏むのが(到着が)その日から」という決まりがありましたので、成田に朝一番に着陸するカーゴ便に乗せることが、各メーカーのステイタスでした。確かキャセイパシフィックやシンガポール航空がかなりな量を運んだはず。

 

 現在では「通関を出るのが当日」という決まりになっており、ワイン自体は事前に成田に到着しています。ということで、今は直行便の本数が多いエールフランスがかなりな量を運んでおります。

 ワインの入っている段ボールのケースには、「11月○○日まで開封厳禁」なんて書かれていますが、日本の場合は当日まで通関を出ませんので関係ありません。

 

 しかし・・・誰が前日まで飲まれないようにチェックしているのでしょうかねえ?決まりを破ったらどうなるのでしょうか?(内緒ですが、私は数年前に当時経営していた店に2日前に入荷され、1本前日に飲んでしまいました。。なぜかドキドキ感を伴っていたように記憶しています・・)

 世界的に日本は、時差・日付変更線の関係でいち早くボジョレーヌーボーが飲めるといわれましたが、それは先のように飛行機の到着日の決まりがあったときのことで、今では当然ニュージーランドやフィージーの方が2時間ほど早く飲めます。

 

 さて、ワイン産地フランスでは・・・?皆さんの気持ちを暗くする話ですが、このヌーヴォーはあまり話題になりません。年々消費量も落ちています。もっと言うと、ヌーヴォーはワイン扱いされていないのです。フランス人としてのプライドなのかどうか、「ああいうものはワインではない」という主張です。

 そうはいっても、高級レストランは別として、少量ずつではありますが、かなりな数の飲食店が取り扱っています。ただ、値段が年々上がっていることが結構ネックになっております。スーパーでも5~7ヨーロ(7~800円)。フランス人だって、ヌーヴォーの値段が安く、いつも飲んでいるワインとは別次元の『イベント酒』と割り切ってしまえば非難もしないのでしょうが、このお値段ならフランスではそれなりのワインが買えちゃいますますからねえ・・・。 


 

 

  でもでもでも!もし皆さんがこの時期にフランスに行くことがあったら、絶対に試して頂きたいです。なぜなら、日本で飲むのとは断然味が違うから。こんなこ と言ったら怒られるかもしれませんが、おそらく日本(輸出)用と現地消費用はボトル詰めの時期が違うと思われます(すべてのメーカーではないでしょう が)。輸出用のワインは解禁日の1週間以上前に段ボールに詰められてメーカーを出ているといわれます。カーゴ・コンテナの出る日に合わせるという作業が、 商品状態よりも優先されてしまうのは仕方ないのでしょう。商品輸送が重なる日は輸送業者も値段を吊り上げるでしょうから、送料の問題もあるのでしょう。しかしながら、ヌーボーの造りをご存じの方は、1,2日の違いがかなり味に影響することはわかりますよね?

 

 というわけで、良い悪いは別にして、日本とフランスでのヌーヴォーのお味の違いを確かめてみるのも面白いと思います。

(雑誌などで「今年の○○のボジョレーヌーボーのお味は~、評価は・・・」なんて記事がありますが、実際「僕が飲んだものとちょっと違うなぁ・・・」なんて思ってことありませんか?)

 

  今年も、日本の温泉地はヌーヴォー風呂を開催しちゃうのでしょうか・・・。フランスでもこの話題は結構報道されるんですよ。もちろん賛否両論ではあります が、意外にも非難は少ない感じです。幸か不幸か、先述のように、フランスではヌーヴォーをワインとして認めない人の方が多いから。何してもいいさ、ってこ となんでしょう。もちろん、これが『ワイン』となれば、当然フランス人はキィ=====ッッ!!!となります。

 

 ちなみに、この「ボジョレーヌーヴォー」いう言葉ですが、「ヌーヴォー」は「新しい」という意味で、その昔(いつ頃かわかりません)は、その年のクリスマスまでは「プリムール」と呼び、それ以降の日から「ヌーヴォー」と呼んでいました。

 

 今年のヌーヴォーの最大マーケットはどこの国でしょうか。やはり日本ですかねえ?

 戻りカツオの方が安くてうまいと判っていても、初カツオを買ってしまう日本人(江戸っ子だけかな?)。どんなにミーハーとののしられようと、初物好きな人種と笑われようと、それでいいのだ!!それで世界は動いているのです。

   *フランス食品振興会の発表*

今 年のボジョレーヌーヴォーは「収穫量少なく、日照時間に恵まれた9月の恩恵を受け、香り豊かで果実味主体のワイン」「1975年以来ボジョレーで記録され ている収穫量の中で、最も少ないであろう」「収穫の際の恵まれた天候と合わせると確かな品質の証であり、成功のヴィンテージに向けて条件が揃っている」だそうです。

 

       

 

 

 

 

     

 

2008年のボトル達

 

       

 


 
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